研究環境 Research Environment

居室 Rooms

大山研究室はJAXA相模原キャンパス研究管理棟の8階にあります. 大山准教授の部屋が1812室,秘書さんの部屋が1813室,学生の部屋は1815室と1816室です. 学生には一人1つの机とデスクトップマシンが与えられます. 1816室にはワークステーションや小型風洞があります. 居室ではインターネット経由でスーパーコンピュータに接続して計算をしたり,データの整理,論文作成などをしています.
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Room 1815
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Room 1816

計算機 Computers

主にJAXAが所有するスーパーコンピュータJSS2を利用します. 東北大学サイバーサイエンスセンターのスーパーコンピュータSX-ACEや 理化学研究所 計算科学研究機構(AICS)のスーパーコンピュータ京を使うこともあります. また,研究室には高性能ワークステーションが10台程度ありスーパーコンピュータを必要としない計算や流れ場の可視化などに利用しています. ソフトウェアも最新の技術を取り入れた数値流体シミュレーションソフトウェアや多目的設計最適化ソフトウェアを使うことができます.. 計算環境は世界的に見てもトップレベルにあると言ってよいでしょう.
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JAXA supercomputer JSS2
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work stations

風洞設備 Wind Tunnels

大山研究室所有の小型低速2次元風洞,小型超音速風洞を主に使っています. 小型低速2次元風洞は吸い込み式風洞で,計測部が(W)100mm (H)600mmあり,30m/sまでの風速を出すことができます. 圧力孔計測やPIV計測などをすることができます.現在は主にプラズマアクチュエータによる翼周りの流れ場制御の実験に使われています. 小型超音速風洞は真空タンクに大気を吸い込む方式で,シュリーレン計測などをすることができます. 現在は主に超音速ジェットの実験に使われています.
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Two-dimensional low-speed wind tunnel
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Supersonic wind tunnel
1年間に1~2週間,JAXA宇宙科学研究所の共用設備である 大型遷音速・超音速風洞を利用しています. 吹き下ろし型で,計測部寸法は(W)600mm (H)600mmあります. 遷音速風洞のマッハ数範囲は0.3~1.3,超音速風洞のマッハ数範囲は1.5~4.0です.計測時間は30秒以上あります. また,火星大気を模擬した環境で風洞実験が可能な惑星環境風洞を利用することができます. この風洞は回流式で一様流圧力を0.01気圧から1気圧まで変えることができ,最大風速は100m/s程度になります. 計測部は直径1.6mの円形形状をしており,減圧状態で風洞試験ができる風洞としては世界でも稀な風洞と言うことができるでしょう.
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Transonic/supersonic wind tunnel
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Planetary-environment wind tunnel

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